意匠に込められた季節のこころ──秋草と鹿の縁頭
刀装具のなかでも、最初はなかなか意識されにくい部位があります。「縁頭(ふちがしら)」──鞘の縁(ふち)と柄の頭(かしら)に取り付けられる金具で、あまり目立たない部分かもしれません。ですが、私にとってはこの縁頭こそ、刀装具...
刀装具のなかでも、最初はなかなか意識されにくい部位があります。「縁頭(ふちがしら)」──鞘の縁(ふち)と柄の頭(かしら)に取り付けられる金具で、あまり目立たない部分かもしれません。ですが、私にとってはこの縁頭こそ、刀装具...
刀装具の魅力は、意匠や技法だけではありません。その中には、四季の草花が描かれていることが多くあります。 👇️前回の記事はこちら 梅、桜、朝顔、菊──いずれも、日本人にとってなじみ深い季節の花ばかりです。 中でも、最近手に...