透かしの“抜けている部分”が気になって仕方なかった話
最初に透かし鐔を見たとき、少し違和感がありました。 綺麗なのはわかる。 でもそれ以上に、「なんでこれが成立しているんだろう」と思ったんです。 刀装具の中でも、鐔はよく手に取るもののひとつです。 その中で、ふと目に入ったの...
最初に透かし鐔を見たとき、少し違和感がありました。 綺麗なのはわかる。 でもそれ以上に、「なんでこれが成立しているんだろう」と思ったんです。 刀装具の中でも、鐔はよく手に取るもののひとつです。 その中で、ふと目に入ったの...
日本刀に出会って、4年ほどになります。 でも最初は、知識なんてまったくありませんでした。 きっかけは、ただの「なんとなく」でした。 お店で刀を見て、「あ、これいいな」と思った。 それだけです。 刃文がどうとか、時代がどう...
刀装具を眺めていると、ふと「これを誰が作ったのだろう」と思うことがあります。目貫、縁頭、鐔──どれも小さな金属の板や塊にすぎません。けれどそこには、植物や動物、人物や風景までもが息づいていて、まるで時を越えて語りかけてく...
刀装具と聞いて、多くの人は「美術館に飾られているようなもの」や「ガラスケースに収められた骨董品」を思い浮かべるのではないでしょうか。実際、私自身もこの世界に足を踏み入れる前はそう感じていました。 しかし、刀装具を手元に置...
気づいたら、鐔を手に取ると“裏側”ばかり見ている自分がいました。 もちろん、最初は表を見ています。 でも、ほとんどの場合、すぐにひっくり返してしまう。 自分でも、ちょっとおかしいと思います。 刀装具を見るとき、裏と表の両...
朝顔という花に、これまであまり意識が向いたことはありませんでした。 子どもの頃に見た記憶はあるものの、大人になってからは、街中で見かけても特に気に留めることはなかったと思います。 ただ、あるとき手にした縁頭に、朝顔が彫ら...
刀装具の魅力は、意匠や技法だけにとどまりません。その佇まいを支えているのは、金属という素材の持つ、色や質感の豊かさです。 👇️前回の記事はこちら 今回は、私が惹かれた素材「赤銅」や「四分一」について、印象や体験をもとに綴...
最初に買った刀装具は、目貫だった。脇差を買った、二日後のことだ。 雨宿りで偶然出会った日本刀が、私と刀装具の世界とのはじまりだった。 日本刀には通常、多くの美しい金属装飾が添えられている。その中で特に私の心をとらえたのが...
2021年1月。 それまで、日本刀に関心はなかった。子どもの頃から漫画やゲームでは見慣れていたが、現実に手で触れるものだとは考えたこともなかった。それが変わったのは、偶然の雨宿りだった。 == 急に雨が降り出して、たまた...