枝茄子図目貫
枝茄子図目貫無銘赤銅地 容彫 長さ:34.7mm 幅:12.3mm 厚さ:4.6mm 重さ:4.1g長さ:34.6mm 幅:13.9mm 厚さ:4.7mm 重さ:4.3g
枝茄子図目貫無銘赤銅地 容彫 長さ:34.7mm 幅:12.3mm 厚さ:4.6mm 重さ:4.1g長さ:34.6mm 幅:13.9mm 厚さ:4.7mm 重さ:4.3g
鷺図目貫無銘赤銅地 容彫 金象嵌 長さ:33.3mm 幅:18.0mm 厚さ:4.5mm 重さ:4.2g長さ:33.3mm 幅:15.6mm 厚さ:4.4mm 重さ:3.8g
馬図目貫一宮長美 花押赤銅地 容彫 金象嵌 長さ:35.2mm 幅:17.2mm 厚さ:5.8mm 重さ:5.5g長さ:34.1mm 幅:17.4mm 厚さ:4.6mm 重さ:4.5g
水辺にすむ蟹は、昔から日本人にとって身近な存在でした。波打ち際を横に素早く歩く姿、堅い甲羅に守られた身体、そして威嚇するように構えたはさみ──その独特な形態は、自然の不思議さと生命力を直感的に感じさせるものがあります。 ...
這龍図目貫無銘赤銅地 容彫 金色絵 長さ:40.4mm 幅:13.8mm 厚さ:5.1mm 重さ:5.8g長さ:40.8mm 幅:14.2mm 厚さ:6.0mm 重さ:5.7g
三疋馬図目貫無銘赤銅地 容彫 金色絵 長さ:41.4mm 幅:13.1mm 厚さ:5.3mm 重さ:6.4g長さ:40.2mm 幅:12.2mm 厚さ:4.3mm 重さ:4.5g
二疋蟹図目貫無銘赤銅地 容彫 金色絵 長さ:36.4mm 幅:15.0mm 厚さ:6.4mm 重さ:6.5g長さ:35.3mm 幅:14.5mm 厚さ:6.0mm 重さ:7.2g
虎の姿を見たことがある日本人は、かつて一人もいなかったはずです。けれど、私たちはなぜか、虎という存在をよく知っている気がします。 それは、絵巻や屏風、刀装具や陶磁器など、さまざまなかたちで“虎のイメージ”が語り継がれてき...
古来より、日本人は自然の中に“かたち”を見出し、その姿に意味や物語を重ねてきました。刀装具においても、猪はしばしば画題として登場する動物のひとつです。その力強さ、荒々しさ、そしてまっすぐに突き進む姿は、戦(いくさ)の時代...
咬合虎図目貫無銘赤銅地 容彫 金象嵌 長さ:38.4mm 幅:12.8mm 厚さ:5.2mm 重さ:5.3g長さ:37.4mm 幅:13.8mm 厚さ:5.4mm 重さ:5.5g
狗児戯鮑貝図目貫無銘赤銅地 容彫 銀色絵 長さ:31.0mm 幅:14.1mm 厚さ:5.7mm 重さ:5.0g長さ:34.2mm 幅:16.4mm 厚さ:5.8mm 重さ:5.0g
二疋猿猴図目貫無銘赤銅地 容彫 金色絵 長さ:37.2mm 幅:14.5mm 厚さ:5.5mm 重さ:3.9g長さ:36.1mm 幅:14.2mm 厚さ:5.4mm 重さ:4.1g
名も刻まれず、ただ“家”の名のもとに作られた刀装具──。後藤家は、四百年にわたって彫金の伝統を支え、制度の中で美を育てた一族でした。この記事では、その足跡と思想をたどりながら、「家業」という視点から刀装具の文化的役割を見...
刀装具や日本文化について学びたいと感じたとき、信頼できる資料に触れることはとても大切です。とはいえ、古い書籍は手に入れにくく、すぐに読める環境が整っているとは限りません。そんな時に頼りになるのが、国立国会図書館デジタルコ...
「万年青(おもと)」とは、文字どおり「万年も青々とした葉を保つ」ことから名づけられた植物です。常緑であることから縁起がよいとされ、古くから日本人に親しまれてきました。 葉は厚く、艶があり、中心から大きく扇状に広がるその姿...
後藤家は、刀装具の制作において長く宗家としての地位を保ち、格式ある「家彫」の系統として知られてきました。江戸幕府をはじめとする将軍家や有力大名に仕えたその歴史は、権威と制度のもとに積み重ねられたものといえます。 その一方...
家彫という言葉に象徴されるように、後藤家の刀装具は単なる職人仕事ではなく、家格や組織的な仕組みと共に紡がれてきた技術と格式の集積でした。 前編では、初代祐乗から四代光乗に至るまでの技術と思想の確立をたどりましたが、後編で...
日本刀を飾る刀装具は、単なる装飾にとどまりません。 武家の身分や美意識を映し出すこれらの彫金は、時に権威の象徴として、時に精神性を語る手がかりとして重んじられてきました。 その中でも後藤家は、四百年にわたり将軍家や大名に...
刀装具の意匠には、しばしば驚くほど身近なものが登場します。 その中でも「茄子(なす)」は、一見すると地味に思えるかもしれませんが、実は深い意味が込められた画題です。日本文化における茄子の象徴性や、武士たちがなぜこの植物を...
日本の刀装具において、「蜘蛛(くも)」という意匠は、いささか意外に感じられるかもしれません。武士の象徴である刀に、昆虫を描く。その中でも、どこか不気味さをまとった蜘蛛が選ばれている。 しかしこの画題には、日本人の自然観や...
虎といえば、猛獣の象徴として知られています。その姿は力強く、堂々としていて、見る者を圧倒する存在感を放っています。 けれども、実は日本には野生の虎は存在しません。それにもかかわらず、虎は古くから刀装具や絵画、工芸品などの...
蓑亀図目貫無銘鉄地 容彫 金象嵌 長さ:34.1mm 幅:15.5mm 厚さ:4.5mm 重さ:3.3g長さ:33.6mm 幅:14.5mm 厚さ:4.2mm 重さ:3.1g
枝柿図目貫無銘赤銅地 容彫 金色絵 長さ:38.9mm 幅:13.9mm 厚さ:5.1mm 重さ:4.0g長さ:37.0mm 幅:13.6mm 厚さ:5.8mm 重さ:4.4g
日本刀の刀装具には、驚くほど多彩な意匠が込められています。龍や獅子といった勇壮な存在から、朝顔や菊のような可憐な草花、そして豆のような小さな存在までもが、彫り込まれていることがあります。 「豆」という一見地味な題材に、職...
大豆図目貫無銘赤銅地 容彫 金色絵 長さ:37.6mm 幅:11.7mm 厚さ:5.5mm 重さ:5.7g長さ:36.7mm 幅:11.4mm 厚さ:5.0mm 重さ:5.0g
刀装具の世界には、草花や動物といった自然の意匠とともに、家紋や紋章のように格式を帯びた図柄も見られます。その中でも、五三桐紋三双図(ごさんきりもん・さんそうず)は、桐紋を繰り返し配置した重厚な構成をもち、目貫においても存...
刀装具には、虎や龍、獅子といった力強い動物たちだけでなく、時に意外な動物たちも意匠として登場します。そのひとつが「山羊(やぎ)」です。 現代の私たちにとっては、牧場や絵本で見る穏やかな印象が強いかもしれませんが、金工師の...