
はじめまして。
紡盛堂(ほうせいどう)のページをご覧いただき、
ありがとうございます。
紡盛堂は日本刀や刀装具を通じて、
日本文化の美しさや精神性を静かに伝える場所です。
ひとつひとつの意匠や素材には、
時代を越えて受け継がれてきた「こころ」が宿っています。
私たちは、それらを単なる美術品としてではなく、
日常の中にふと感じる“静かな感動”としてお届けしたいと思っています。
誰かが大切にしてきたものにもう一度そっと光をあてて、
次の誰かへと手渡していく。
その営みが、文化を紡ぐということだと信じています。
忙しい日々のなかで、
ほんの少しでも心がととのうような時間になりますように。
- 枝茄子図目貫枝茄子図目貫無銘赤銅地 容彫 長さ:34.7mm 幅:12.3mm 厚さ:4.6mm 重さ:4.1g長さ:34.6mm 幅:13.9mm 厚さ:4.7mm 重さ…
- 牛図目貫牛図目貫無銘赤銅地 容彫 長さ:30.9mm 幅:15.8mm 厚さ:6.2mm 重さ:4.9g長さ:31.9mm 幅:14.4mm 厚さ:5.2mm 重さ:5…
- 鷺図目貫鷺図目貫無銘赤銅地 容彫 金象嵌 長さ:33.3mm 幅:18.0mm 厚さ:4.5mm 重さ:4.2g長さ:33.3mm 幅:15.6mm 厚さ:4.4mm …
- 雨龍図目貫雨龍図目貫無銘真鍮地 容彫 長さ:42.6mm 幅:12.3mm 厚さ:5.9mm 重さ:4.5g長さ:41.7mm 幅:13.4mm 厚さ:5.3mm 重さ:…
- 馬図目貫馬図目貫一宮長美 花押赤銅地 容彫 金象嵌 長さ:35.2mm 幅:17.2mm 厚さ:5.8mm 重さ:5.5g長さ:34.1mm 幅:17.4mm 厚さ:4…
- 獅子図目貫獅子図目貫無銘赤銅地 容彫 長さ:29.6mm 幅:15.0mm 厚さ:6.4mm 重さ:4.0g長さ:29.3mm 幅:16.0mm 厚さ:5.7mm 重さ:…
- 町人文化が愛した“蟹”──親しみと祈りをこめた意匠水辺にすむ蟹は、昔から日本人にとって身近な存在でした。波打ち際を横に素早く歩く姿、堅い甲羅に守られた身体、そして威嚇するように構えたはさみ──その独特な形態は、…
- 這龍図目貫這龍図目貫無銘赤銅地 容彫 金色絵 長さ:40.4mm 幅:13.8mm 厚さ:5.1mm 重さ:5.8g長さ:40.8mm 幅:14.2mm 厚さ:6.0mm…
- 三疋馬図目貫三疋馬図目貫無銘赤銅地 容彫 金色絵 長さ:41.4mm 幅:13.1mm 厚さ:5.3mm 重さ:6.4g長さ:40.2mm 幅:12.2mm 厚さ:4.3m…
- 二疋蟹図目貫二疋蟹図目貫無銘赤銅地 容彫 金色絵 長さ:36.4mm 幅:15.0mm 厚さ:6.4mm 重さ:6.5g長さ:35.3mm 幅:14.5mm 厚さ:6.0m…
- 虎に惹かれる理由をたどる虎の姿を見たことがある日本人は、かつて一人もいなかったはずです。けれど、私たちはなぜか、虎という存在をよく知っている気がします。 それは、絵巻や屏風、刀装具や陶…
- 荒ぶる猪に映る日本人の精神性古来より、日本人は自然の中に“かたち”を見出し、その姿に意味や物語を重ねてきました。刀装具においても、猪はしばしば画題として登場する動物のひとつです。その力強さ…
- 刀剣レポート ダンダラ羽織と和泉守兼定・加州清光 at 壬生寺少し前になりますが、久しぶりに壬生寺に行った時のことをレポートします。参加したのは、2022年7月9日(土)です。 👇️前回の記事はこちら 壬生寺での特別体験 …
- 咬合虎図目貫咬合虎図目貫無銘赤銅地 容彫 金象嵌 長さ:38.4mm 幅:12.8mm 厚さ:5.2mm 重さ:5.3g長さ:37.4mm 幅:13.8mm 厚さ:5.4m…
- 狗児戯鮑貝図目貫狗児戯鮑貝図目貫無銘赤銅地 容彫 銀色絵 長さ:31.0mm 幅:14.1mm 厚さ:5.7mm 重さ:5.0g長さ:34.2mm 幅:16.4mm 厚さ:5….
- 二疋猿猴図目貫二疋猿猴図目貫無銘赤銅地 容彫 金色絵 長さ:37.2mm 幅:14.5mm 厚さ:5.5mm 重さ:3.9g長さ:36.1mm 幅:14.2mm 厚さ:5.4…
- 御家彫とは何か──後藤家が語る美の仕組みと信頼名も刻まれず、ただ“家”の名のもとに作られた刀装具──。後藤家は、四百年にわたって彫金の伝統を支え、制度の中で美を育てた一族でした。この記事では、その足跡と思想…
- 国立国会図書館デジタルコレクション活用のすすめ刀装具や日本文化について学びたいと感じたとき、信頼できる資料に触れることはとても大切です。とはいえ、古い書籍は手に入れにくく、すぐに読める環境が整っているとは限…
- 縁起を育てる植物 万年青「万年青(おもと)」とは、文字どおり「万年も青々とした葉を保つ」ことから名づけられた植物です。常緑であることから縁起がよいとされ、古くから日本人に親しまれてきま…
- もうひとつの後藤家──京に残された分家の矜持後藤家は、刀装具の制作において長く宗家としての地位を保ち、格式ある「家彫」の系統として知られてきました。江戸幕府をはじめとする将軍家や有力大名に仕えたその歴史は…
- 後藤家と家彫のゆくえ──幕府・金座・町彫に揺れた格式の系譜家彫という言葉に象徴されるように、後藤家の刀装具は単なる職人仕事ではなく、家格や組織的な仕組みと共に紡がれてきた技術と格式の集積でした。 前編では、初代祐乗から…
- 後藤家と家彫の起源──祐乗・宗乗・乗真、そして光乗へ日本刀を飾る刀装具は、単なる装飾にとどまりません。 武家の身分や美意識を映し出すこれらの彫金は、時に権威の象徴として、時に精神性を語る手がかりとして重んじられて…
- 武士が愛した「茄子」の意匠──縁起物としての意味と日本文化の中の位置づけ刀装具の意匠には、しばしば驚くほど身近なものが登場します。 その中でも「茄子(なす)」は、一見すると地味に思えるかもしれませんが、実は深い意味が込められた画題で…
- ゲームやアニメで人気の「三日月宗近」と「小狐丸」三条派の魅力今回はゲームやアニメにも登場している人気の刀、「三日月宗近」と「小狐丸」、そしてそれらを生んだ刀工集団「三条派」について、ゲーム『刀剣乱舞』の視点も交えながらま…
- 糸を辿る意匠──刀装具にあらわれた蜘蛛の美学日本の刀装具において、「蜘蛛(くも)」という意匠は、いささか意外に感じられるかもしれません。武士の象徴である刀に、昆虫を描く。その中でも、どこか不気味さをまとっ…
- 猛々しさと静けさのあいだ──刀装具に刻まれた虎の姿虎といえば、猛獣の象徴として知られています。その姿は力強く、堂々としていて、見る者を圧倒する存在感を放っています。 けれども、実は日本には野生の虎は存在しません…
- 蓑亀図目貫蓑亀図目貫無銘鉄地 容彫 金象嵌 長さ:34.1mm 幅:15.5mm 厚さ:4.5mm 重さ:3.3g長さ:33.6mm 幅:14.5mm 厚さ:4.2mm …
- 枝柿図目貫枝柿図目貫無銘赤銅地 容彫 金色絵 長さ:38.9mm 幅:13.9mm 厚さ:5.1mm 重さ:4.0g長さ:37.0mm 幅:13.6mm 厚さ:5.8mm…
- 豆の意匠に込められた、小さな強さ──大豆というモチーフから考える日本刀の刀装具には、驚くほど多彩な意匠が込められています。龍や獅子といった勇壮な存在から、朝顔や菊のような可憐な草花、そして豆のような小さな存在までもが、彫り込…
- 大豆図目貫大豆図目貫無銘赤銅地 容彫 金色絵 長さ:37.6mm 幅:11.7mm 厚さ:5.5mm 重さ:5.7g長さ:36.7mm 幅:11.4mm 厚さ:5.0mm…